青色LEDホワイトニング:効果と業界動向

青色LEDホワイトニングってなに?効果・安全性・選び方を超シンプルに

「すぐ白くしたい」「できれば痛くない方法がいい」——そんな声に、青色LEDを使ったホワイトニングの基本をやさしく解説します。

1. どんなしくみ?

  • 薬剤(過酸化水素など)が歯の中の色素を分解して白くします。
  • 青色LEDはその働きを早める“応援ライト”。温度はほぼ上がらず、紫外線ではありません。
  • サロンの“LEDだけ”タイプは表面の汚れ落とし中心、歯そのものの漂白は歯科の薬剤ありで行います。

2. 効果はどのくらい?

  • オフィス(歯科×LED+薬剤):その日からトーンアップ。白さは3か月〜1年が目安。
  • ホーム(マウスピース):ゆっくり白くなる分、持ちが良いのが強み。
  • セルフ(サロン/家庭用LED)表面のくすみ改善が中心。こまめなメンテで見た目アップ。

3. 安全性と「しみる」対策

  • LED光:可視光。直視は避け、保護メガネでOK。
  • しみる(知覚過敏):多くは一時的。強ければ回数・濃度・時間を調整、知覚過敏用歯みがきを併用。
  • 事前チェック:虫歯・歯ぐき炎症・ヒビがあるとしみやすい。検診→クリーニング→ホワイトニングが安全。

4. かんたん比較(目的で選ぶ)

方法速さ持続痛みの出やすさ向いている人
オフィス(歯科×LED+薬剤)最速中〜やや高イベント前に早く白くしたい
ホーム(マウスピース)中(調整可)じっくり&長持ち重視
セルフ(LEDのみ)やや速まずは手軽にトーンUP

5. 失敗しない3つのコツ

  • 目的を決める:「早さ」か「持続」か。「まずお試し」ならセルフ、「しっかり白く」なら歯科。
  • 事前の口腔ケア:歯石・ステイン除去でムラを防ぐ。虫歯・歯周病は先に治療。
  • メンテが命:色の濃い飲食は直後に水うがい、定期クリーニング、ホームでの“ちょい足し”で白さキープ。

この記事は歯科医師の監修を受けています。

歯科医師:岡本 恵衣

どこでもホワイトニング専属歯科医師 岡本恵衣

【経歴】
2012年:松本歯科大学歯学部 卒業
2013年:医療法人スワン会 スワン歯科で研修
2014年:医療法人恵翔会 なかやま歯科に勤務
2018年:ホワイトニングバー(株式会社ピベルダ)専属歯科医師
2024年:K Dental Clinic 開業
2025年:どこでもホワイトニング(株式会社ピベルダ)専属歯科医師

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